市議会のようす−瀬戸市議団
【13.05.15】アスファルトのつばめに想う
アスファルトも燕は低く飛び惑う 広き田面を思いはせるか
市街地の燕はアスファルトの小さな無視を探して飛んでいる。市役所の軒下にも毎年のように巣がつくられ、親つばめが忙しくえさを集めて子どもに運んでいる。本当は、広々とした田んぼの上を飛びたいだろうを思う。
TPPの参加を多くの農業者が反対する中で、政府は参加を決定し、交渉を開始した。一部の工業製品の輸出を拡げるるためには、農業や漁業がだめになってもいいのかと思う。
ある哲学者が言っていた。「日本はこれまでも、一部の犠牲の上に物事を進めてきた国ではないのか」。沖縄も福島もその類だ。今回さらに田んぼや畑も失うことは日本の自然までも大きく変化することになる。
この考え方発想を抜本的に切り替えていくことが非常に重要と考える。
悠々と田んぼを飛び交うつばめや、田んぼのオタマジャクシなど日本の本来あるべき姿を次世代に残したいと思う。また日本の田畑から、安全な食料がつくられる普通の国こそ大切にしたいと思う。