政治あれこれ−市政の動き
【14.10.04】市民の個人情報、ほんとに大丈夫?
新庁舎で市民課窓口が民間委託
いよいよ新庁舎完成。11月から引っ越しが始まるそうです。
ところで、みなさんが住民票や戸籍などの書類が必要なときに利用される窓口が、民間委託されることがわかりました。ご存じのとおり、近年は紙台帳ではなくコンピューター管理が当たり前ですが、今年起こったベネッセコーポレーションの情報漏洩、売買の事件でもわかるとおり、情報処理はたいへん簡易になった反面、厳重な管理をしていても、ここは「漏洩」というリスクといつも隣り合わせであることを常に自覚しなければなりません。
市民のトップシークレットを扱う仕事に、市の職員以外が携わって果たして責任ある業務ができるのか、たいへん懸念されます。
さらに市職員と業者が混在する業務のあり方が、実は東京都足立区では「偽装請負」と判断され、現在は区の職員のみの体制に戻っています。
二重の問題を抱える窓口委託は絶対に中止すべきです。日本共産党市議団は、原田学議員が9月議会でこのことを質しました。市民のみなさんに広くお知らせし、瀬戸市に中止を迫っていきたいと思います。